野球を野球場で楽しみたいが、ルールなどが分からない方が結構いるはずです。基本的なルールくらいは知っておかないと楽しめない部分が出てくるので、初心者向けの野球ガイドを紹介していきます。まず、ベースは本塁と一塁、二塁、三塁にあり、それぞれ直角に設置してダイヤモンドの形になります。野球場をダイヤモンドと称するケースがありますが、それはベースを設置した形から生まれています。ボールが前に飛べば全てインプレーではなく、ファウルテリトリーがあることに注意です。本塁から一塁にかけてのラインと本塁から三塁にかけてのラインより外側にボールが飛んだ際はファウルになります。
守備する側は内野が6人、外野が3人で構成されています。内野はピッチャーとキャッチャー、ファースト、セカンド、サードショートで、外野は左からレフト、センター、ライトです。初心者は各守備者の名前を覚えるのは難しいかもしれないので、内野が6人で外野が3人いることを知っていれば大丈夫です。野球は9イニングで、3アウトで攻守が交代し、攻撃と守備を交互に繰り返します。野球で1番目立つのはやはりピッチャーだと思われます。他のポジションだと目立たないところがありますが、野球観戦でピッチャーを全く見ないという方がほぼいないと思われます。ボールを投げる位置であるプレートからホームベースまでの距離は18.44mと決められています。ルールが決められた当初は13mとかなり近かったのですが、打者が全く打てなかったことから現在の距離に改善されました。18.44mよりも近ければ打者が打てなくなりますし、遠くなるとピッチャーがかなり不利になるというデータが出ているため、絶妙な距離に設定されています。
ピッチャーで知っておくべき知識は、ストライクとボールです。ストライクが3球でアウト、ボールが4球でフォアボールとなり、打者は一塁に進塁することができます。ストライクの判定は、幅に関してはホームベースをかすっていればストライクになります。高さは胸のあたりから膝の上部までになります。ただ、審判によってストライクゾーンが違うことがあるので、多少ボールでもストライクと判定されることが少なくないです。これくらいの知識を知った上で、野球場で観戦することをおすすめします。野球場の雰囲気や選手のファインプレーやホームランなどが見ることができるだけでも楽しいかもしれませんが、それに知識が加わるとさらに楽しめます。