野球は、9人と9人がゲームをするスポーツです。9回をそれぞれ交互に戦っていくことになりますので、それぞれオフェンスをすることもありますし、ディフェンスを行うこともあります。初心者の人が知っておくべき知識は、単純に点数を多くとったチームが勝ちということと、どういったプレイをすればルール上で問題ないのかを理解しておくことです。特に、野球はビギナーにとっても非常にわかりやすいスポーツであるため1度覚えれば簡単です。
まず、野球は審判が絶対の存在であるためゲームプレイを行うときには主審がその宣言を行ってから始まることになります。ピッチャーとキャッチーがいて、四角いボックスの中にバッターが立っており、そしてキャッチャーの後ろに主審が立っているという構図が基本です。ピッチャーは、バッターをアウトにするためにストライクゾーンと呼ばれる範囲にボールを投げなくてはいけません。だいたい、バットの胸から膝上当たりの中心付近がストライクゾーンになり、バッターにとってはこのゾーンにやってきた球を打ち返すのが基本です。
ただ、審判も人間で機械で判断をしているわけではありませんので、間違った判定を行ってしまうこともあります。昔は、こういった審判の判断を覆すことが非常に難しかったのですが近年はビデオ判定が取り入れられたことによって、それが覆すこともできるようになりました。それだけ、より公正に楽しむことができるようになっています。
また、ビギナーにとって大事なのが点数の入れ方です。野球では、ダイヤモンド型にディフェンスが守られており、それぞれファースト、セカンド、サード、そしてホームベースとヒットを打てば元の位置に帰ってくるようになっています。1塁や2塁、そして3塁などという表現でもよく使われます。ヒットの打ち方はそれぞれで、バットで振って当たった球が遠くに飛んでより速く走れると考えたときには2塁や3塁に進行することも可能で、戦術を駆使しながらホームベースに帰ってくるように戦っていきます。さらに、野球は球場内で行われますので球場内の右翼や左翼の特定のポイントに直接ボールを叩きこめば、ホームランという点数を稼げるポイントになります。ホームランは、走者の数によって点数が増えていく仕組みなので、全ての塁に走者がいたときには打った本人と合わせて最大で4点を獲得できます。
ですから、1発逆転もあって9回裏まで何が起こるかわからないといわれているのがこのゲームの醍醐味です。