昨年のメジャーリーグの大谷翔平選手の活躍が記憶にまだ強く残っているという人は多くいて、野球にはあまり関心がないという人達もテレビの中継やインターネットの記事などで活躍を見守っていたという人は多いのではないでしょうか。野球は日本国内でもとても人気があり春と夏に行われる高校野球は、大きな注目を集めていて毎年スター選手が生まれ続けています。日本のプロ野球は地域に根ざして試合を重ねていて、贔屓のチームの応援の為に今は中々難しいですが地方の球場への応援に行っている人もいます。
全く知識がないという人の為に初心者でも分かりやすく、野球の様々なルールや選手の役割について説明します。まず最初に野球は9人のプレイヤーが、攻撃と守備に分かれて試合をします。ピッチャー以外の8人はそれぞれの守備位置について、ピッチャーがボールを投げバッターボックスに入ったバッターがボールに狙いを定めてバットを振ります。バットに当たったボールを守備についた選手が追いかけて、決められたルールでバッターをアウトにしていきます。
野球は1チーム9人でするものなので、バッターには1番から9番まで打順というものが存在します。この野球打順にはもちろん意味があり、打順の立ち位置によって役割が決まっています。一番有名なバッターの打席順は、なんと言っても4番です。野球は1塁と2塁と3塁、そしてダイヤモンドの形となるように本塁が定められています。1番から始まり塁にランナーを溜めていき、4番バッターが打つことで本塁にランナーを返して得点を得るという役割があります。
どこのチームも野球4番と言えばそのチームの顔であり、ホームランなど長距離にボールを飛ばすことが出来てチャンスに強いバッターが任されています。強いチーム作りをする際には 4番バッターをまず決めてから、他の打順のバッターを決めていくという監督も多いです。全く知識がない人からすれば野球 バッターや野球 ピッチャーと聞いてもピンとこないという人もいるでしょうが、まずは9人の選手が攻守に分かれて試合を行っているということをイメージすると他のルールや細かい専門用語などにも興味が広がっていくはずです。
昨年夏に行われた東京オリンピックでは野球は金メダルを獲得して、試合の行方に一喜一憂した人も多いです。テレビから流れる専門用語が分からないので敬遠してしまうという人も、まずは基本的なルールだけでも理解して野球を楽しんではいかがですか。